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【入居者紹介】テクタス社会保険労務士法人 代表社員 繁實 将慶さん 社員 政岡 講太さん~Gorai’インタビュー~

更新日:5月27日

入居者紹介「Gorai’インタビュー」vol.74

代表社員 繁實(しげみ) 将慶さん 社員 政岡 講太さん

【労務管理コンサルティング、労務管理の業務プロセス改善、クラウドサービスの導入支援・運用サポート、障がい者支援、障がい年金申請代行】


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 左 繁實さん 右 政岡さん


労務に関する課題の、本質を解決したい。

社会保険事務所に勤務し、法人の労務管理を担ってきた繁實さん。2024年5月に、テクタス社会保険労務士法人(以下、テクタス)を設立した。

(一般ではあたりまえの) ”先生”という立場で法律のアドバイスで終わるのではなく、

「もっと、課題の本質を解決する仕事がしたい」

例えば、顧問先の企業が採用に困っていたら、業務改善ツールやクラウドとの組み合わせ、バックオフィスの活用などで、人が少なくても回るしくみを提案する。

障がい者のかたに対しては、単に障害年金を取得するだけが目的ではなく、社会復帰や職場復帰を目標とする支援をしたい。

法人にしたのは、これをもっと浸透させたいから。

また、チームになれば可能性が広がる。

「より多くの人や企業を支援したい」

障害年金窓口「つむぐ」 の代表として既に開業していた政岡さんを社員に迎えたのも、法人向けの労務管理サービスと、個人向けの障がい者支援サービスの両方を、幅広く事業展開できるから。

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企業の労務や、障がい者のかたへの支援など幅広く。

法人向けには、採用から退職までの労働・社会保険に関する諸手続きから、「人」に関するあらゆる問題や、企業の人事・労務管理を各々の状況と要望に応じて解決する。

① 業務プロセス整備

業務をヒアリングのうえ、給与・勤怠・労務管理システムについてのプランを提案。効果的なクラウドツールの導入も支援する

② 制度構築運用

労務コンプライアンスの点検項目の監査・給与制度の策定や労働条件、就業規則の作成や改定などを行う

③ 労務相談・手続き

入社・退職に始まり、労災や育児休業などの各種手続き、36協定の届出や労使協定などの労務手続きを行う

④ 計算業務

月次で発生する給与計算などを代行する


個人向けには、障がい者のかたに代わり、障害手帳や年金ほか様々な支援サービスの申請を行う。

四肢の障がいと違って、精神系の障がい者認定は難しい。

「書類審査のポイントを知っていると知らないでは、大きな差が出る」

様々な支援サービスの申請を、障がい者のかたに寄り添って出来るのは、“社会福祉士の経験を持つ 社会保険労務士”として障害年金に関わり、多くの実績ある政岡さんだからこそ。

<対象疾病>

うつ病、躁うつ病、双極性障害、統合失調症、ADHD、自閉スペクトラム症、知的障害、発達障害、肢体障害、眼の障害、循環器疾患、呼吸器疾患、代謝疾患(糖尿病)、腎疾患、肝疾患、聴覚障害

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進学校を卒業し、瓦職人→ハードな企業→労務の世界へ。

繁實さんの父親は歯科の勤務医。広島で生まれ、3歳から福岡。

中学受験で進学校に入り、鹿児島で中学生活を始めるも、周りは医者の息子ばかりで馴染めなかった。

広島で屋根瓦の施工を営む叔父のところでお世話になっていたが、ある日、職人さんから、

「高校は出ておいた方がいい」

と言われて、なぜか腑に落ちたという。

高校卒業後は国立大学に進み、新卒で入った企業がかなりハードだった。長時間労働のうえ、売り上げの競争を強いられ、身体共に辛い環境下ではあったが、「やったことが結果につながることを、体で覚えた」

“やりぬく”ことを学んだという。

その後、友人の言葉に心を動かされ、社労士事務所に転職。

7年を経て今に至る。

政岡さんから見た、繁實さんは、

「高い視座で、いかにクライアントの会社がよくなるかを俯瞰で見て、いろんな切り口で提案できる人」

それができるのは、平素から社員さんたちと接し、よく見ているから。

大きい会社であれば、そこの労務担当課長さんのような立ち位置で中に入って、例えば、生産性の向上につなげるプロジェクトを組んで残業を減らしたり、離職者を減らすための従業員向け勉強会など開催。社内の人からは言いにくいことや忘れがちなことも伝え、社内の摩擦を減らす潤滑油にもなる。



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各々の強みを活かして、目指すはチームで1億円突破。

政岡さんは広島出身。大学卒業後は大分の金融業界に就職したが、25歳で広島に戻り、社会福祉士の資格を取得。知的障がい者を対象とする福祉施設で福祉の仕事に携わった。その経験を活かし、且つ、障害手帳や年金など様々な支援サービスの申請を、障がい者のかたに寄り添って出来る仕事は、

「自分らしい」

と、社会保険労務士の資格を取得。4年前に独立して、障害年金の請求代理事業を始めた。

「医学的な理解があり、且つ年金のことも解る、政岡さんのような人は希少」

と、繁實さん。互いの強みを活かし合い、更なる高みを目指すには一緒に法人を立ち上げることと考えた。

政岡さんとしても、個人事業主という孤独な立場よりも、

「ビジョンを掲げて2人でやる」

という選択肢は、魅力的だった。

2024年5月、繁實さんを代表社員として、テクタス社会保険労務士法人を設立。

今年4月には正社員を増やし、5人態勢とする。

テクタスが大切にしているのは”プラス思考”。逆境でも、

「やばいネ! ピンチがまた来たよ! 」

と盛り上がるくらいがいい。そんな社員と”やばい”も”楽しいも共にし、

「目指すは、1億円突破!」

1期で伸ばしたら1期で充電、また1期で伸ばし1期で充電、という無理の無い拡大で、5期には1億円達成を目指す。

“人”を大切にする2人が、笑顔で1億達成を語る日は、そう遠くないと思われる。


インタビュアー : (株)ソアラサービス 代表取締役社長 牛来 千鶴

掲載日:2025年5月15日



~繁實さん、政岡さんへの取材後インタビュー~




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