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【入居者紹介】ピングラフィックス 長峯 義和さん~Gorai’インタビュー~

入居者紹介「Gorai’インタビュー」vol.59

ピングラフィックス

長峯 義和さん

グラフィックデザイン、Webデザイン




ピンフラッグの如く、クライアントのビジネスの道筋に。

生まれは広島県神石郡。

子どもの頃からゴルフが好きで、ゴルフ部があるという理由で、広陵高校に進学したという。

当時のスコアは80台。(スゴ~イ)

社会人になってからは、忙しくてゴルフをする余裕はないというが、個人事業主として独立し、屋号を考えた時に浮かんだのは、

ゴルフの<ピンフラッグ>だった。

ゴルフホールのグリーン上で、カップの位置を正確に示す目印となるピンフラッグ。自身のデザインも、クライアントの道筋を示すような旗印(ピン)になれれば・・・

「ピングラフィックス」という屋号には、そんな思いが込められている。




「独立するなら40歳前に」そのとおり実現。

実は、最初からデザイナーを目指していたわけではない。

高校卒業後は北九州の大学に進み、経済を学んだ。

その後は久留米の企業に就職し、アミューズメント業界で働いた。

そこでたまたま、会社のWebサイトを作ることになり、担当者として外注先のデザイン会社のクリエイターたちと仕事をする機会があった。彼らと関わるうち、

「面白そう!」

そう思って、なんと会社を辞め、広島に戻って専門校で学び、デザイナーとして印刷会社に勤務したのだという。

そこで14年経験を積み、39歳の時に独立した。

なんとなくだが、

「独立するなら40歳前に」

と思っていたという。

「自由にやってみたい」

それは即ち

「全て自分が責任を取る」 という意味だが、何でも自由に選択、実行できる立場は心地よい。




「納期は死守!」スピーディなプロの仕事にこだわる。

印刷会社では先輩から、

「納期は絶対!死んでも守る」

という意識を叩きこまれ、スピーディに仕事をこなすことを徹底して学んだ。

「その意識は、今も染み付いている」

と、長峯さん。

締切厳守のためには、睡眠時間も削ってよほど無理をしているのでは、と心配したが、

「徹夜はしない」

という。もし徹夜してその日の仕事がはかどったとしても、それは結局一時的なことで、翌日に影響してしまうと意味がない。

仕事は一つで終わりではないのだ。依頼された全ての制作物をコンスタントに進めるためには、なるべく睡眠をとり、ムラのない仕事をすることが大事。

そんな長峯さんのブレない姿勢に、強いプロ意識を感じた。


これまで、某スポーツチームのチラシやポスター、カレンダーやタオル等の販売グッズほか、様々なデザインを手がけてきた。

独立から5年。

今も勤務していた印刷会社からの仕事が絶え間なく、また、コロナ禍の中でも、新たな代理店との取引が増えたという。

クライアントの、長峯さんへの絶大の信頼の証だ。




楽しみは、DIY。そして、子どもたちと遊ぶこと。

今、振り返ってみて、

「元々、ものづくりが好きだったのかも」

と、長峯さん。

大学時代にアルバイトをしていた時も、アミューズメント業界で仕事をしていた時も、店舗のディスプレイ用のポップを作ったりしていた。

現在は、奥さんと3人の子どもたち(14歳、8歳の双子)の5人暮らしだが、子どもたちが勉強したりランドセルが掛けられるよう、リビングにカウンターを作ったり、棚を作るなどDIYにハマっているという。

また、子どもたちと遊ぶのが楽しみ。少年野球チームに入っている息子と、休日に河川敷でキャッチボールをするのは、いいリフレッシュになる。




SO@Rビジネスポートへ入居してからは、5年。

独立と同時に入居した。

「集中できるのがいい」

静かすぎても落ち着かないが、

「近くに誰かが居るというのが、ちょうどいい感じ」

と、長峯さん。

ここで出会った起業家たちの、会社案内や年賀状などをデザインしたり、社外パートナーとしてWebデザインを請け負ったりもしている。

「独立して、よかった」

いろいろな人と仕事ができる今のスタイルは、自分に合っている。

座右の銘は、

「明日死ぬが如く生きろ 永遠に生きるが如く学べ」


敢えて課題をあげるとしたら・・・

「パートナーとして仕事を請けてくれるコーダー(Webサイトのコーディングができる人)を探している」

とのこと。良いかたがおられたら、ぜひご紹介ください。



インタビュアー : (株)ソアラサービス 代表取締役社長 牛来 千鶴

掲載日:2021年8月25日



~ 長峯さんへの取材後インタビュー ~



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