2013年1月、自動車部品のエンジニアリングサービスを行うインドの Satyam-Venture Engineering Services Private Limited（以下、SVES社）が、広島県に支店を設立した。 同社は、2000年にインド・ハイデラバードに設立された、自動車部品のエンジニアリングサービスプロバイダーであり、デザイン工学やシミュレーション・エンジニアリング、リバース・エンジニアリング等で高い技術力を有している。インド、米国、欧州、アジア太平洋など、世界各国に850人以上のエンジニアを抱え、13年以上に渡って、世界中の顧客にエンジニアリングサービスを提供している。同社は顧客の知的財産の保護やデータセキュリティーに細心の注意を払っており、中立的な立場でエンジニアリングサービスを行っている。その結果、これまでフォードやBMWなど、多くの大手自動車メーカーや部品メーカーから受注している。SVES社は、インドのハイデラバードおよびチェンナイにオフショア開発センターを置いているほか、販売拠点を米国・デトロイト、ドイツ・ミュンヘン及び中国・上海に置くなど、積極的に海外展開を行っており、その一環で今回広島県に支店を設立するに至った。