【入居者紹介】株式会社荒木塗装 広島オフィス 代表取締役 荒木 康博さん ~Gorai’インタビュー~
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- 6月9日
- 読了時間: 3分
入居者紹介「Gorai’インタビュー」vol.75
株式会社荒木塗装 広島オフィス 代表取締役 荒木 康博さん
【塗装、防水、施工、雨漏りクリニック ほか】

創業79年。荒木塗装二代目として窮地も突破。
荒木塗装の本社は、山口県周南市。
創業79年。創業者である父の代には、大手ゼネコンからの受注が主。一時は社員49人を抱えるまでに成長した。
しかし荒木さんが入社した23歳の頃、取引先の倒産で手形が流れるなどして大きな痛手を負い、会社は窮地に。
28歳で社長に就任後には、バブルが弾け、ますます厳しい時代に突入・・・。
生き抜くために、大きな決断を下した。
「ゼネコンへの営業を一切止め、個人向けに売る!」
BtoBからBtoCビジネスに転換することで、売り上げを落としても利益を重視し、現状を打破。こうして、現在は、一般住宅・アパート・マンション・ビル・プラント機器・配管などの塗装から、外壁調査・診断・タイル剥落防止工事・コンクリート補修などの改修工事や、防水工事など幅広く手掛けている。

雨漏り原因を特定し、再発を許さない「雨漏りクリニック」
荒木塗装は今年、雨漏りクリニック山口周南店をスタートした。
雨漏りを修繕したが、再発したという声は少なくない。
「それは、雨漏りの原因特定が難しいから」
と、荒木さん。
雨漏りクリニックは、75%以上が再発するという雨漏りの原因を究明し、雨の入り口を特定することで再発を防ぐ、雨漏り調査に特化したサービス。
これまで、雨漏りの修繕のために足場を組めば100万円は下らなかった壁や屋根などの施工だが、原因はきっとこれだろうという仮定の中で行われてきたため、再発率は高かった。
雨漏りクリニックでは、赤外線サーモグラフィ調査・ハイドロパス調査・水分率調査・減水調査・発酵液調査の5つの方法で調査し、雨の入り口を特定する。原因が特定されることで、ピンポイントの工事で済み、工事費も軽減。再発も防げるというわけだ。
現地でのヒアリングや目視による事前調査や見積もりは無料。
雨漏りが発生したら、まずは問い合わせたい。
雨漏りクリニックの紹介動画はこちら

「あなたの財産を守ります」その思いを大切に。
周南市に生まれ、中学校から水泳に熱中。水泳のためにと、佐賀県の高校へ進んだほどだが、実は、元々は運動が苦手で、水泳の大会でも最初はビリだったそう。それが何度目かの試合の日に閃いて、先輩の泳ぎを真似てみたところ、覚醒した。
「努力家ではないし、勝ちたいという“欲”はなかった」
と、荒木さん。仕事の中でも、
「“地域の一番”を意識したこともない」
ただ、会社を維持するためには新規事業も必要。“閃き”は大事だし、異業種の人とも積極的に交流する。
SO@Rビジネスポートにも、広島での新たな出会いを求めて入居した。
サービスを提供する中で、いつも心にあるのは、
「あなたの財産を守ります」
という思い。お客さまの大切な家やビルやマンションなど、構造物を保護するのが、荒木塗装の役割。色や外観がきれいなだけでなく、いかに長く維持させるかを一番に考える。
そして、
「無理やり、変な営業はしない」
新たな一歩を踏み出しつつも、歴史ある会社の信用を、大切に守り続けている。

SO@Rビジネスポートのシンボルとなっているこの赤い柱は、
ホワイトボード代わりに使え、磁石もくっつく♪
以前、荒木塗装さんのご厚意で塗り替えいただいたもの。
インタビュアー : (株)ソアラサービス 代表取締役社長 牛来 千鶴
掲載日:2025年6月9日
~荒木さんへの取材後インタビュー~
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