入居者紹介「Gorai’インタビュー」vol.72
株式会社アールプラス 取締役 谷原 匡彦さん
【調理職専門の求人転職支援サービス】
”はたらく”を良くして ”ワクワク”を創造。
本社は札幌。代表取締役は山田剛氏で、谷原さんの元同僚である。
「ワクワクを創造する会社をつくろう」
と声をかけられ、7年前、創業から関わった。
世の中に、求人転職支援サービスはたくさんあるし、ホテルや飲食店等に特化したサービスもあるが、調理職を専門としたサービスは全国でも珍しい。
多くの人が人生の大半の時間を費やす、”はたらく”を良くすることで、ワクワクの創造につなげたい。
人手不足が深刻な状況下において、今ある課題を改善し、”はたらく”ということの質・量ともに高めることで、多くのワクワクを生み出し採用につなげるのが、アールプラスの理念だ。
それは、これまで
「もっと楽しく」
と仕事に向き合ってきた谷原さんの思いにも合致する。
※株式会社アールプラスWEBサイトのスクリーンショット
誠実さを大事に紹介したい。
全国から毎月、約500名もの調理師や栄養士、パティシエなどの新規登録があるという。クライアントは、ホテルや旅館、結婚式場、保育園、学校、病院、介護施設など。
有料職業紹介業は成果報酬なので、一見、高額と感じるかもしれないが、人材派遣と異なり人件費として継続的にかかるわけではないので、長い目で見ると得かもしれない。
半年以内に辞めてしまった場合はその期間によって返金するシステムで、アールプラスではその間、クライアントと採用者、両者の相談に対応する。悩んでいる、辞めたいという相談を受けた場合も、無理して半年繋ぐようなことはせず、クライアントに相談しながら誠実に進める。競合他社と比較し、続かなかった場合の返金率が高いのも特長だ。
人から応援してもらえる人に。
登録者に対する業務は殆どがオンラインで完結するため、必ずしも札幌本社に居る必要はない。
「地元に貢献したい」
そんな思いで、谷原さんは、妻と子どもたちと一緒に故郷である広島に戻り、SO@Rビジネスポートで広島事務所を立ち上げた。
開所から3カ月。地元で社員2名を採用し、ホテルや結婚式場、病院、介護施設などのクライアントを得、順調なスタートを切っている。
アールプラスの採用基準は、”人柄”
① 感謝できるか ②謙虚か ③努力する人か を大事にしている。
「人から応援してもらえる人に」
と、谷原さん。
”人”に関わる仕事を続けてきた谷原さん。
高校まで広島で、大学は島根、卒業後は東京の人材派遣会社へ就職し、その後も採用コンサルや人材紹介など、”人”に関わる仕事を続けてきた谷原さん。
上司が起業した採用コンサル会社の、創業に関わった経験もある。
その中で様々な商材の営業を経験。
訪れた先が、怪しいオフィスでビビッたこともある(笑)
「営業にはいろんな方法がある」と、身を持って学んだ。
その後、医療系人材会社の大手に転職。広島に配属され、
「成果を上げるために、どうプロセスを行うか」
を叩き込まれた。
また、成果を出すまでに長期間苦しんだが、その期間でスキルを磨き、マネジメントの面白さを学んだ。
その後、北海道で元上司が立ち上げた会社に声がかかり、
「新たなことを学びたい! 楽しそう」
という理由で転職。
更に、
「もっと楽しく、仕事って出来るはず!」
と、アールプラスの創業に関わり、現職。
谷原さんの選択肢の中には、常に”ワクワク”がある。
SO@Rビジネスポートは、アットホームさが決め手だったという。
「スタッフも、入居メンバーも、”人”がいい」
”人柄”を大事にする谷原さんらしい言葉だ。
インタビュアー : (株)ソアラサービス 代表取締役社長 牛来 千鶴
掲載日:2024年7月5日
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