入居者紹介「Gorai’インタビュー」vol.63
法律事務所MaMoLaw
森 亮介さん
【弁護士業 (交通事故、自己破産、相続、離婚など)】
裁判に立つ祖母の姿に、幼いながらも弁護士を志す。
小学3年生の時だった。
町工場を営んでいた祖父母が騙され、工場を取られて裁判沙汰になり、争った経験も無い祖母が裁判に立ったりする姿を見て、
「弁護士になって、人の役に立ちたい」
と心に決めたという。
生まれは東京。父親の転勤で、小3~北海道(苫小牧)、中2~大阪。大学は迷わず法学部を選考し、大学院に進み、弁護士資格を取って弁護士事務所に就職。28歳の時、就職を機に広島へ。弁護士事務所で、交通事故、自己破産、相続、離婚など、弁護士として8年の経験を積んだ。
現在37歳。妻、子の3人家族。
40歳を過ぎたら自由には出来ないと考え、2022年5月、独立した。
一人で始めて改めて、初心に返った。
「あそこに行けば、なんとかなる」
と、いろいろな人から頼られる存在になりたい。
一緒にあなたの権利を守っていく「MaMoLaw(マモロウ)」。
MaMoLaw(マモロウ)には、
「弁護士と一緒に、あなたの権利を守っていきましょう」
という思いを込めた。被害者本人の気持ちを大事に、一緒に考えていく弁護士事務所である。
貸したお金を、”返してもらいたい”のは皆同じだが、全額回収が難しい場合、少しでも回収したいのか、それとも相手に責任を感じて欲しいのかなど、クライアントの真意には各々違いがある。
クライアントに向き合い、しっかりヒアリングをして、
「何をしたいのか、確認する」
そして、納得のいく解決方法を、ちゃんと話して理解してもらうことを大切にしている。
数千万円を貸したが回収できなかったクライアントが、三分の一を回収できて、
「アドバイスしてもらって良かった」
と、喜ばれたこともある。
交通事故で大きなけがを負って入院し、コロナ禍で家族との面会も出来ず、本人も、家族も、ストレスが溜まって、保険会社の対応もしたくないという思いの中、提示された額が妥当なのか、また、どの治療が認められるのかなど、森さんのアドバイスでスッキリしたというケースもあったという。
謙虚な姿勢で、常に自分を振り返る。
始めて入った弁護士事務所で、所長に言われた
「謙虚であれ」
という言葉は、今も心に残っている。
自分が合っているのか、振り返り、考えることは大切だ。
事件処理をする中でも、
「相談者本人にすれば、一生に一度、あるかないかの事」
本当にこれが解決方法として正しいのか、常に自分を振り返る。
特に今は、一人なので、意見してくれる人も居ないからこそ、謙虚であるよう意識しているという。
SO@Rビジネスポートに入居したのは、一人でスタートした今、
完全個室でありながら、多様な入居メンバーとの繋がりもあるから。綺麗で便利なのも気に入った。
独立という新たな一歩を踏み出した、森さんの表情は晴れやかだ。
インタビュアー : (株)ソアラサービス 代表取締役社長 牛来 千鶴
掲載日:2022年7月7日
~ 森さんへの取材後インタビュー ~
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